まずは結論から
スキマ時間という短時間の読書で大事なこと.
それは読書自体の「質」と本を読む「スピード」です.
本の内容をちゃんと理解するには長い時間かけて読まないといけないと考えている方,そんなことはありません.
あることを意識すれば本を読むスピードは上がりますし,かつ長い時間かけなくてもちゃんと内容を理解することができます.
「質」と「スピード」を上げるには
最近,毎朝(たまに夜)読書を続けられるようになりました.
1年くらい前までは「読書をしよう」なんて考えを微塵も持っていなかったのですが,あることがきっかけで読書を始めました.詳しくは以下の記事を見てください.
それから,月に2~4冊くらいのペースで読み進め,気がつけば半年で20冊を超えるようになりました.読んだ本のジャンルは「自己啓発」が中心.小説を合わせると累計30冊は超えると思います.
そんな自分が最近思ったのが,読書は「情報の取捨選択が大事」であるということ.
特にジャンルが自己啓発の本で言うと,200~300ページの中に本当に必要な情報は「1割以下」だと考えています.
その理由として,自己啓発本は大抵,「問いかけ -> 具体例 -> 結論」という流れで文章が進んでいきます.その中で必要なのは問いかけと結論であり,加えて問いかけの内容に対して自分が共感できない場合,その内容は無意味であると考えられます.
本に書かれた内容って,書かれている内容に対して強い共感を抱くことで印象に残ると言うことが多いと思います.
そのため,自分自身が共感する「問いかけ」とその「結論」が,自分にとって本当に必要な情報であると,私は思っています.
このことを意識して読書をすると,1冊毎の「読書の質」が上がりました.
さらに,必要な情報以外の部分を流し読みするように意識すると,1冊あたりの読書スピードもかなり上がりました.
私はこのことを意識することによって,1冊(300ページ)を読むのにかかる時間が半分以下になりました(例:3時間 -> 1時間).
まとめると,
読書は本当に必要な(自分が共感する)情報だけをしっかりと読むようにし,それ以外は流し読みをするという「情報の取捨選択」が大事.
このような考えを持つことによって,「読書の質」と「読書スピード」が大幅に向上できると考えています.
まとめ
「読書する時間がない」,「読書する時間は無駄だ」と思っている方.
読み方さえ工夫すれば読書は知識を得るための最高のツールだと私は考えています.
通勤・通学の少しのスキマ時間,休日のボーッとしている時間.
15分もしくは10分でも,本を読んでみてはいかがでしょうか.
参考図書
「頭のゴミを捨てれば,脳は一瞬で目覚める!」
このような人向け
- 仕事や勉強,読書でより集中力を高めたい
- 心の迷いをなくして物事に取り組みたい
- 自分の行動に自信を持ちたい
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
このような人向け
- 開発エンジニアを目指す初心者に向けた一冊
- 「Web」ってなんだろう.「サーバー」ってなんだろう
- 「何となく言葉の意味は知っているけど他の人には説明できない」という方におすすめ
死ぬほど読めて忘れない高速読書
このような人向け
- 本一冊読むのに2時間とか3時間以上かかる人向け
- 脳科学に基づいた速読法で,短時間で1冊読み切る能力が身に付く
- 短時間で読んだにも関わらず,内容も忘れずに定着する